自家中毒の症状、原因、治療

自家中毒とは?

自家中毒は、食中毒などによる病気ではありません。自家中毒とは、通常では2〜10歳の子どもがかかる周期性嘔吐症のような症状を指します。


自家中毒の原因は、諸説ありますがはっきりとした物理的、確定的な原因はまだ分かっていません。自家中毒にかかると、カゼをひいた時のようにだるく、食欲がなくなります。そして、猛烈な吐き気が起こります。突然、理由のわからない胸のムカツキが起こるなど、周りから見ると発作のような症状が起こることもあります


自家中毒は、ケトン体という物質が血中にたくさんでき、それによって代謝など身体メカニズムが乱れることと関係があるようです。しかし、自家中毒の多くは、スポーツ大会やピアノの発表会など、子どもにとって緊張感の高い行事などがある時に起こりやすいことから、経験的に自律神経の病気だと考えられています。一般には10歳くらいになると、筋肉の量が多くなり、体が必要とするブドウ糖が少なくなるため、発症しにくくなるといわれています。

大人でも自家中毒になる?

自家中毒は主に2〜10歳の痩せ型の男の子に多いといわれています。自家中毒は、ストレスや疲れによる自律神経のくるいが原因だと考えられていますが、はっきりとした理由はまだわかっていません。


自家中毒は、10歳を過ぎると身体の発達とともにかかりにくくなります。しかし、大人になっても仕事や人間関係への疲れ、精神的ストレスから自家中毒にかかる人もまれにいます。自家中毒になると、身体がだるく吐き気が起こります。胸がムカツキ、一人でじっとしていることができないくらい苦しくなりますので、病院で早めに診察してもらうといいでしょう。


自家中毒は、このように吐き気が主な症状の精神的ストレスからくる自律神経の一時的な障害だと考えられています。しかし、その症状の背後に別の重大な病気が隠れているケースもありますので、必ず医師の診察を仰ぎましょう。命にかかわる重大な病気ではありませんが、自家中毒だと思い病院で診察を受けると起立性障害と診断を受けることもあるようです。

自家中毒になったら・・・

自家中毒は、主な症状として猛烈な吐き気が起こります。病院では自家中毒の症状で別にはっきりとした病因がない場合には、除外診断をし「周期性嘔吐症」を診断名にするようです。


自家中毒の原因ははっきりしていませんが、疲れや孤立感、さみしさ、構ってほしいなどのストレスから自律神経の機能に一時的に障害が発生するケースが多いようです。自家中毒になったら、なるべく自分が心を許せる安心できる人の側でゆったりとした時間を過ごし安静にするベストです。もちろん子どもが自家中毒になったら早めに病院に連れていき、その後は親ができるだけ一緒にいてあげましょう。その時、子どもが自覚をしていなくても何らかの精神的ストレスが、日常生活から逃げたいと思うほどに高まったときに自家中毒になる子供が多いので、親として理由を考えてあげることも必要です。


自家中毒になると食欲も落ちますので、スポーツドリンクなどによる水分+当分の補給を欠かさないようにし、高カロリー、就寝前の食事などを避け安静に精神的にも肉体的にも十分休ませてあげましょう